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出産育児一時金の増額に関する改正(2022.1~)

子を出産時に支給される出産育児一時金が40万4000円⇒40万8000円への増加に関する改正が2022年1月より行われます。
なお、実際には産科医療補償制度
(分娩に関連して発症した重度脳性まひのお子さまとご家族の経済的負担を速やかに補償)
のため、医療機関などの分娩機関における掛金として現在、1万6000円が支払われており
合計42万円(=40.4万円+1.6万円)が支給されているのですが、
2022年1月からは掛金が見直され、1万2000円へ引き下げられるため、
合計は42万円(=40.8万円+1.2万円)となり、この点については変更はありません。
詳細はこちら(官報)

※なお、この42万円の出産育児一時金とは別に健康保険組合等によっては付加金が支給されることもあります

また、合わせて産科医療補償制度は、その対象となる出産要件が在胎週数28週以上へ見直されます。
詳細はこちら(官報)

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