毎月勤労統計調査からみる賃金の動向

02.24

今回の「あおぞらレター166号」では、厚生労働省より発表された「毎月勤労統計調査(平成26年分結果確報)」より、直近の賃金動向をお伝えいたします。
2015年春の労使交渉が始まるなか、賃金額設定のご参考にしていただけたらと思います。

●現金給与額
・平成26年の平均月間現金給与総額は、前年比0.8%増の316,567円となりました。
・現金給与総額の内訳を見ると、所定外及び特別に支払われる給与がそれぞれ増加しています。
一方、所定内給与は前年と同水準です。

●実質賃金
・平成25年から平成26年にかけて、名目賃金指数は微増(賃上げなど)となりますが、消費者物価指数の増加(物価上昇)に追いついておらず、実質賃金指数は▲2.5%と
いう結果になりました。

あおぞらレター

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