人生いろいろ 社労士イロイロ

企業年金・・・ (その1)

おはようございます!
みなさん、3連休はいかがお過ごしでしたか??
ゆっくりされた方、お出かけの方。。。
もちろん、お仕事っていう方もいらっしゃったと思います。
私は・・・ ぶらり。。。 娘とふたりで京都、大阪へ行ってきました。
とにかく・・・ 京都の人の多さは初詣を思わせるほどでした。
京都駅はもちろん、有名な神社仏閣はすべて「人人人」でした。
本当ならゆっくり紅葉を味わい、日常から離れて、自分自身を省みるチャンスのはずの旅行が。。。。
ちょっぴり残念。
おっと・・・
それなら、事前に旅行へ行く時期、場所を考えればいいですよね。
なんといっても、「人人人・・・」のうちの「人人」だったのは確かですから(苦笑)
さて、このところ話題の企業年金!
10年前から自分の得意分野は「退職金、企業年金の制度変更」にしようと!積極的に中小企業の退職金、企業年金の制度変更のお手伝いをしてきました。
そのころから感じていたことは・・・
「年金」というしくみを一企業が運営する企業年金というしくみ自体に疑問を感じていました。
特に終身年金、つまり生きている間はずっと年金が支給されるしくみは将来の不確定要素が多く、必要な財源もかなり多くなります。
加入するときは年金資産の運用が5.5%とよいことが前提だったりしたので、将来をあまり意識せず、その時点で掛金を支払うことができるので加入をしてしまっているケースも多いよう。
しかし、単純にひとりの社員を考えたときに、22歳で入社して80歳の平均的な寿命でなくなる場合、その間の約60年の間、会社は常に安定した経営をし年金制度を継続しつづけられるのか??
私は受給権者の給付減額を応援しているわけではありません。
ただ、中小企業の場合、一企業に終身年金というしくみを持たせること自体無理があったのではないかと心から感じています。
もちろん、大企業であれば、体力があるので、多少の経営の波があっても継続し続けることができる可能性は高いですが、社員数50人程度の会社で終身年金を運営し続けている会社を見ると企業年金の負担の大きさはある意味でJALと変らないのでは??と感じてしまいます。
と・・・ここまで企業年金に対する私の単なる感想、気持ちを書きました。
次回は・・企業年金その2で、現実的な問題や課題について自分の考えをお伝えしたいなぁ。。。 と思っています。
そろそろ事務所は年末調整の作業の時期になってきました。
職員のみんなががんばってテキパキと作業をしてくれています。
そんな姿を見ながら、みんなの邪魔をしないように、くだらないことをあまり言わない!という方法でみんなを応援していま~す(^^;
では、では・・・
年内にあと何回皆さんの前に登場できるかな?!などと思う私です(^^;
寒くなりますので、皆さん、体調に気をつけてくださいね!!
社会保険労務士事務所あおぞらコンサルティング
追伸
今回のぶらり旅での収穫は・・・
娘が親を客観的に見ることのできるトシになったこと。
親を非難、評価する年頃になったことと実感しました。

アーカイブ