人生いろいろ 社労士イロイロ

「介護」のステージが変わります。。。。

みなさ~ん!!

新型コロナウィルス対策?!していますか??
お客様からは、休業補償などのご質問や時差出勤やフレックスタイムの運用方法などのご相談いただいています。。。

それにしても・・・
今年の冬は冬らしくないまま、2月も終わろうとしていますね。

今日は出張先から登場です。
ちょっと意味がわかりにくいタイトルの今回です。

実はこのブログにもたびたび登場してきた父が亡くなりました。

毎日、毎日、寂しさと不安のたびに・・・
施設の職員の人が私の名前を知らない人がいないほど、私の名前を呼び続けていた父。
「直子、なおこー、なおこぉーーっ 」と私の名前を呼び続けていた父にもっと、もっと、もっと、寄り添い、介護できなかったのか?と思う気持ちも大きくあります。

それと同時に、仕事と自分の健康を考えると限界にも近くなっていたので、できる限りのことはしたという気持ちもあります。
それでも、まだ、今は頭ではわかっていても、気持ちの整理がつかないままです。

父の容体が本格的に悪くなった12月からは・・・
・血中の酸素が低くなっていて救急搬入の必要性がある
・覚醒しない(目が覚めない)
・脈が触れない(それって生きていない?!) など、
施設から様々な連絡をもらい、その度に急遽電車に飛び乗ったり、対応を考えたり・・・していました。

また、父の身体に対する処置としても・・・
・麻薬の使用の判断
・輸血の判断
・延命措置の判断
・救急搬入の基準・判断
などを問われ、一つ一つ迷いながら、考えていました。

父が亡くなる日は出張先におり、その日の父の様態も

11時ごろ 脈が触れないとメールあり(メールに気が付いて焦る)
13時ごろ 心配ない 大丈夫、ご心配をお掛けしましたとのメールあり
18時ごろ 多量の下血 緊急性あり とメールあり

新幹線の中から私の代わりに駆けつけてくれた私の息子と娘と電話をつなぎながら・・・
救急救命の判断や救急車での搬入の判断をしながら、母を父のところへ連れてくるタイミングを判断。
携帯電話をスピーカーフォンしてもらいながら、「お父さん! お父さん!! お父さん!!! しっかりして! 今、向かっているから、しっかり私が行くのを待ってて!!」とデッキで大きな声をかけていました。

葬儀は家族葬ではありましたが、私が喪主を務め、集まっていただいた方々と共に、父の人生を振り返らせてもらいながら見送ることができました。

父が、真面目で、優しく、お酒が好きで、帰宅すると私を膝の上に載せて晩酌をしていたこと。。。
孫たちをよく散歩に連れて行ってくれ、いっしょにジュースを飲んでいた様子。
そして、孫たちはビールを「おじいちゃんのジュース」と呼んで、自分のお小遣いでおじいちゃんに「おじいちゃんのジュース」を買ってあげようとすることも。。。

旅行好きだった父。
20年ぐらい前、一緒に100回旅行にいけるといいな・・・と話をしてました。
最近は体力面からあまり旅行に行けなくなってしまいましたが、1年に4~5回のペースで旅行に行っていたこともあるので、なんやかんやで100回近く両親と旅行に行くこともできたのかな??
そして、10年近く、基本的に毎朝、父に電話かメールを続けることができました(^^)

父は病気と共に生きたともいえるかな、と。
若いころに十二指腸潰瘍で手術したことに始まり、高血圧など服薬を続け、
60歳ごろからは・・・ 
すい臓脳腫(一時はステージ4かも。。。などと言われることも)、前立腺ガン、胆石、胆管炎・・・ 
去年は慢性の外傷性硬膜下血腫で3回手術。

昨年の12月ごろには・・・
消化器系のガンだろう・・・と言われ、1月には胃がすい臓に癒着し、貧血もかなり進み、心臓も肥大し、肺も・・・・

父は・・・
病と共に生きた、という感じです。
でも、50歳ぐらいから80歳すぎまで、週に3~4回は社交ダンスを近所の公民館等で教えていたこともあり、病と共に生きながらも、元気?!だったのかも。
大好きなお酒を毎日飲みながら、90歳になっても、先に認知症状が出て股関節の骨折をした母を毎日自転車で見舞い、母に尽くした父でした。

父が亡くなる前々日には、父の好きな食べ物を持っていき、ベッドを起こして、父の好きな音楽を聴きながら・・・
父に「焼き鳥食べる?」「ゆで卵食べる?」、「海苔巻き食べる?」と聞くと、嬉しそうな顔をした父の口元に食べ物を運びました。

今でも、こうやって思い出してしまうと・・・ ですが。

父の介護に対する心残りもあるものの、前を向いて、残された母をしっかりケアしていこうと思います。

とはいえ、仕事と介護は続きます。
そして、父が亡くなったことに伴う各種手続きをはじめ各種対応に追われています。

ということで、とっても長くなりましたが、今日は私の仕事と介護の両立が次のステージに進んだ状況をお伝えしました。

私事なのに、長文になり、失礼しました。
私自身、こうやって皆さんに父のことをお伝えすることで気持ちを整理させていただきました。

ご協力をありがとうございました m(_ _)m

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