人事や労務のあれこれについて、Q&A形式にておこたえします。

Q.子ども・子育て拠出金とはどのような制度ですか?料率が変わると聞いたのですが、どのようになりますか?

 

A.子ども・子育て拠出金は、厚生年金保険の標準報酬月額や標準賞与額に料率を乗じた金額を事業主が負担しています。

料率は年々上昇しており、2019年4月分(5月拠出分)からは料率が0.29%→0.34%(3.4/1000)となります。 この拠出金は以前は「児童手当拠出金」という名称でした。財源は、児童手当のほか地域子ども・子育て支援事業、仕事・子育て両立支援事業に充てることが、子ども・子育て支援法により規定されており、近年では企業主導型保育事業の助成金や保育の運営費(0~2歳児相当分)にも充てられています。

拠出金は社員から徴収しないことや、健康保険・厚生年金保険に比べ料率が低いため改正にも気付きにくいかもしれません。 しかしながら、2015年度では0.15%だった料率も年以降年々上昇しており、また今後においては、現状の子ども・子育て支援法で最大0.45%までその率が引き上げられる可能性もあるのです。 会社は社員のために育児休業などをはじめ多くの制度を実施していますが、わかりやすい子育て支援だけでなく、財政面からも支援していることを説明する機会があると良いかもしれませんね。

 

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